つらい腰痛もレーザー治療で解消

神経を圧迫している髄核にレーザーを照射する椎間板ヘルニアの治療法。傷が残らず、出血もほとんどない。10分程度ですみ、日帰りも可能。費用は30~40万円。

 

1.腰痛の原因は、生活環境から病気までさまざま
どんなに元気な人でも、「あー、腰が痛い」と感じた経験はあることでしょう。日本人の3分の1が腰痛だとか。腰痛はそれほど一般的な病気なのです。

2.椎間板ヘルニアは若い人でも起こりうる
人体模型などで見たことがあると思いますが、背骨は24個の椎骨が積み重なってできています。その椎骨の間で、背骨にかかる衝撃を和らげるクッションの働きをしているのが、椎間板です。

3.日常生活に支障をきたす痛みなら、手術かレーザー療法を
椎間板ヘルニアの痛みは大変はげしいものです。飛び出した髄核が脊髄神経を圧迫するので、せきやくしゃみをしただけで激痛が走ることも。また、足先までしびれや痛みが及ぶという

4.レーザー治療なら手術時間がたった30分
レーザーを使った椎間板ヘルニアの治療のことを、PLDD療法といいます。これは、Percutaneous(経皮的)、 Laser(レーザー)、 Disk(椎間板)、 Decompression(減圧術)の頭文字をとったもの。1986年にオーストリアで始まりました。

5.費用がかさむのがデメリット
多くのメリットがありながら、レーザー治療がもうひとつ普及しない原因は、高額な費用にあるのかもしれません。健康保険の適用外なので、30~40万はかかるとみておく必要があります。

 

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